STORY
高度な文明の発達によって、効率的に仕組み化された私たちの世界は、
いつでも簡単にモノが手に入る時代になりました。
しかしそこには、環境破壊や利益の独占、災害時のインフラ崩壊による供給ラインの分断など、
様々な問題が隣接していることも事実です。
役割を分けることで、時間を短縮し、生産性と利便性の最大化を求めた結果、
見えづらくなってしまった問題が、この世界にはまだまだ多く存在しているのです。
改めて私たちは、この世界との関係性を見つめ直し、見えづらくなってしまったものへの気づき、
そして、多様な価値観を受け入れる寛容さが必要だと考えます。
CSA LOOPでは、食循環という最も身近で、原始的な体験から、
生産者と消費者という役割を超えて、互いが支え合い、価値観を共有することで、
消費行動に対する意識を変えていきます。
困った時は助け合い、嬉しい時は分かち合う。
そんな場と想いの余地があることこそ、心地よい営みの中心であり、大切にしたいこと。
社会寛容性を伴った、寄り添うことのできる優しい世界を目指して。